
Our projects
Bizzi

Project Country:Rwanda, Africa
Artist:Bizimungu Olivier (1999)
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アフリカ大陸内陸に位置する小国ルワンダ。その首都キガリにあるスラムで生まれ育った1人の画家Bizimungu Olivier (ビジムング・オリビエ)。
彼は、画家として生きていくことが夢だった。しかし、幼少期に父親が失踪、母に仕事はなく、7人の兄第と共にスラムにある小さな土壁の家で生活。唯一家族を支えていた叔母も病死し、明日の食料を確保することすらも困難な状況で、とても絵を描けるような状態ではなかった。
そんな中、2022年に当時ルワンダで貧困家庭の子どもたち向けにアートワークショップを行っていた現代表の藤井と出会う。
親交を深める中で、B.Olivierの生い立ちや現状の生活、将来の夢を知った藤井は、1人の友人として彼の継続的支援を目的に作品の販売代行、グッズの製作・販売等を行うプロジェクト"Bizzi"を開業。
そして、B.Olivierは生活費や兄弟分の学費、画材費などのサポートを受けながら、本格的に創作活動を開始。2024年3月に東京・自由が丘にて初の個展「I'm here-アフリカの小さな村から」、同年8月に2度目の個展「Hope展」を開催。現在も、電気・ガス・水道のない村で制作を続けている。
JURIAL
Project Country:Bolivia, South America
Artist:Judith Mamani Poma (2002)
Richard Gulierrez Luque (1997)
Alexander Aguirre Mamani (2000)
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"Bizzi"開業から1年半後、藤井は新たな仲間を探すべく、南米最貧国とも言われるボリビアに渡航。市立芸術学校の協力のもと、貧困街エル・アルトでアートコンクールを開催。
各参加アーティストと面談を重ね、そこで優秀賞を獲得した3人のアーティストと契約。新たにプロジェクト"JURIAL"を立ち上げ。
3人はそれぞれ異なる問題を抱えており、その中の1人である女性アーティストJudith Mamaniは、幼い頃から失明している。
画材費の支援から作品の販売代行、企業とコラボレーションでの商品開発等を行い、アーティストらへの継続的なサポートを行う。
